税金のクレジットカード支払いによるメリットやポイントとは | バーチャルオフィス名古屋のオールワン

　税金の支払は、会社に勤めていて毎月給与振り込みがある人は、ほとんどの人がその給与から「所得税」「住民税」などが天引きされているでしょう。しかしながた個人事業主やフリーランスの方たちは、自分自身で確定申告をして自分で税金を支払うことになります。また「固定資産税」などについては納税通知書と納付書が郵送されて、その納付書をもとに支払うといったケースもあります。そういった場合にこれまで税務署や金融機関まで行き、窓口にて現金を支払い納付したり、銀行口座からの振替納税を利用することが一般的でした。しかしながら近年、コンビニからQRコードを使って納付するものもあります。またクレジットカードでも納税できるものがあります。このクレジットカードでの納付もメリットがあり普及しつつあります。

税金は大きく分けて「国税」と「地方税」と2種類あります。その内クレジットカードで支払える国税をいくつか挙げると「所得税・復興特別所得税」「消費税・地方消費税」「法人税」「相続税」「贈与税」「源泉所得税」「酒税」「たばこ税」などです。また「付帯税」とよばれる「延滞税」や「加算税」もクレジットカードでの支払いが可能です。いっぽう地方税は「自動車税」「固定資産税」「個人事業税」「市民税（普通徴収）」「不動産取得税」などが挙げられます。なお地方税については、各市区町村によってクレジットカードを使用できる税の種類がことなるケースがあります。必ず納税前にホームページ等で調べておきましょう。

　納税をクレジットカードで行うメリットはどのようなものがあるでしょうか？そのポイントを5つ紹介したいと思います。一つ目は「クレジットカードのポイント還元」です。通常の買い物等でクレジットカードを使うときと同様に税金の支払でも、そのカード会社のポイントが付与されます。また支払う税金が多額になればなるほど、また使用するクレジットカードの還元率が高いほどそれだけお得に納税ができるというわけです。二つ目は「24時間いつでも納付が出来る」。クレジットカードでの納税専用のサイトにアクセスし、そこから必要事項を入力して、カード情報を入れて支払うことができるため、金融機関用の営業時間を気にせずに24時間いつでも納税することが可能です。また3つ目はこちらも通常の買い物と同じ扱いになるため「分割払いができる」ということです。多額の場合は検討してみたいところです。また4つ目は、「現金を準備する必要が無い」ということです。現金をATMから引き出し支払うといった手間がない上、ATMでの出金手数料も抑えることが可能です。最後にこれらの支払がクレジットカード会社の利用履歴に残るため、毎月送られてくる利用明細書でのチェックがしやすくなり管理がグッと楽になります。

　私たちの普段の生活での買い物で、一昔前にくらべ現金の登場機会がグッと減ったことは確かです。そしてこれからもどんどんクレジットカード等のキャッシュレス化はすすんでいくことでしょう。そんな中でクレジットカード納税は先述のとおり、ポイントが溜まったり24時間納付できたりととても魅力的なものであるといえるでしょう。その便利さを実感するためにいちど試してみてはいかがでしょうか。