資本性ローンの対象となる条件
資本性ローンの対象となる条件の記事をご紹介します。
「資本性ローン」を利用するためには、以下の2つの条件を満たす必要があります。
対象融資 以下の融資プログラムの対象となる必要があります。 • 新規開業資金 • 女性、若者/シニア起業家支援資金 • 再挑戦支援資金(再チャレンジ支援融資) • 新事業活動促進資金 • 中小企業経営力強化資金 • 食品貸付 • 一般貸付(ただし、食品貸付の運転資金に限定) • 海外展開・事業再編資金 • 事業承継・集約・活性化支援資金 • 企業再建資金 • 生活衛生新企業育成資金 • 生活衛生企業再建資金
(注1) 技術・ノウハウ等に新規性がみられる者(※)、独立行政法人中小企業基盤整備機構が出資する投資事業有限責任組合から出資を受けている者、事業に新規性及び成長性がみられる者(※)のいずれかに限定
(注2) 技術・ノウハウ等に新規性がみられる者(※)に限定
(注3) 新商品・新役務の事業化に向けた研究・開発、試作販売を実施するため、商品の生産や役務の提供に6ヵ月以上を要し、かつ3事業年度以内に収支の黒字化が見込める者で、「新たに事業を始める方や事業開始後おおむね7年以内の者」に限定
(注4) 海外直接投資(転貸資金を除く)に限定
(注5) シンジケートローン特例を適用しない貸付に限定
(※)一定の要件を満たす必要があります。後述の「注意点」の項で解説します。
まとめ 公庫の資本性ローン限定された条件のもとでの利用
公庫の提供する資本性ローンは、「国民生活事業」において限られた条件を満たす融資対象に適用される特例制度です。技術やノウハウの新規性が見られる場合のみ利用可能であり、一般的な融資の例外として位置づけられています。注意書きに記載された条件を確認することで、適切な融資を受けることが重要です。
公庫の資本性ローン対象条件と利用のポイント
公庫の資本性ローン条件と利用の要点
公庫(日本政策金融公庫)が提供する「資本性ローン(挑戦支援資本強化特例制度)」を利用する際には、以下の2つの条件を満たす必要があります。
資本性ローンの対象条件
- 1. 地域経済の活性化事業
- 2. 税務申告と所得税の完納
「資本性ローン」を利用するには、これら2つの条件を両方とも満たす必要があります。
まず、地域経済の活性化に関わる事業を行うことが求められます。また、税務申告を1期以上行っており、原則的に所得税などの税金を完納していることも条件の一つです。
参照 日本政策金融公庫「挑戦支援資本強化特例制度(資本性ローン)」