革新的なビジネスモデルで大注目！？スタートアップ企業とは？ | バーチャルオフィス名古屋のオールワン

最近よく耳にする「スタートアップ企業」これまでの「ベンチャー企業」とはどう違うのでしょうか？ 「スタートアップ企業」の特徴として、①企業が急成長する。②斬新的なアイデアをもとに、常にイノベーションを起こし、社会への貢献度も高い③常に出口（撤退など）を念頭に置き行動している。など3つの特徴が挙げられるでしょう。既存のビジネスモデルをベースにいかに収益性を高めるかを重視したベンチャー企業とはその目的が大きく違います。

また資金調達においても、「既存のビジネスモデル」からスタートしたベンチャー企業は、初期段階から収益が見込まれるため信頼性も高く資金調達が容易であるといわれています。いっぽうでスタートアップ企業は新たなビジネスモデルを一から立ち上げるため、投資家からすれば信頼性に乏しい面がありますが、将来有望な未上場企業に投資するベンチャーキャピタルや、エンジェル投資家と呼ばれる人たちからの資金調達が主となるようです。不確実性はあるが期待値も込め、未来を見据えた投資家たちの注目を集めています。

これまで誰も思いついたことのない、新しいアイデアを元にしたビジネスモデルこそがスタートアップ企業のコア部分となります。そのアイデアによってどのような社会の問題を解決するのか？新しい価値を生み出すかを明確にしなければなりません。またさまざまな投資家たちから資金を調達できるよう収益の見込みやコスト、短期的な成長や出口戦略など説得力のある計画書が必要でしょう。そしてそのビジネスモデルへの熱意や情熱をもって、投資家に訴えかけることで幅広い理解を得られるでしょう。

しかしながら、まったくのゼロから新しいビジネスアイデアを構築することは容易ではありません。初期投資においてもリスクがあり、無謀なアイデアかどうかをしっかり吟味し、失敗のリスクも念頭に置いて事業計画をすすめましょう。成功すれば、M＆AやIPOによって大きな利益を手にするチャンスもあります。また経済産業省の「スタートアップ支援策」も活用することができます。さまざまな情報をもとに起業準備をすすめましょう。