スマートフォンで使えるFAXとは?今後の需要などを解説
スマートフォンで使えるFAXとは?今後の需要などを解説の記事をご紹介します。
FAXの歴史は?いつから使われるようになった?
スマートフォン1つあればできることは多く、FAXもスマホで送れるようになりました。
しかし、FAXが廃止の方向に進んでいる分野もあり、スマホでFAXを使えることが有意義なのか疑問に感じる方がおられるかもしれません。
そこで今回は、スマートフォンで使えるFAXについて、今後の需要などを解説していきます。
FAXが企業や一般家庭に広く使われるようになったのは、1980年代からのことです。
当時は書類を郵送で送るのが当たり前でしたが、FAXは直接相手に文書を伝送できる技術として、大きな注目が集まりました。その後、FAXは現在まで長きにわたり、日本のビジネスシーンで活躍を続けています。
しかし、近年インターネットが発達し、電子メールなど新たな通信技術が使われるようになりました。そのため、従来のFAXは需要が伸び悩んでいるのが現状です。
現在のFAXの需要は?海外では使われていない?
電子メールなどが普及してからは、FAXの生産台数と販売台数はともに減少傾向です。
特にアメリカでは技術遺産としてFAXが博物館に展示されるなど、FAXを過去のものと見なす国も少なくありません。
しかし、需要は減りつつありますが、日本の企業においてFAXは未だに現役です。
たとえば、受発注やサービスの申し込みなどにおいて、確かに注文したという証拠を残すためにFAXを利用することはあるでしょう。また、取引先が利用を続けているという理由で、未だにFAXを使い続けなければならない場合もあります。
スマートフォンでもインターネットFAXが利用できる!
リモートワークや出張先からFAXを送受信したいような場合、スマートフォンがあればインターネットFAXの使用が可能です。
スマホでインターネットFAXの送受信を行うためには、専用のアプリケーションをダウンロードするのが便利でしょう。
FAXサービスを提供している会社によってアプリは異なるので、任意のものをダウンロードして、インストールしておきましょう。
設定を済ませたら、すぐにスマホからインターネットFAXが使えます。
FAXは今後どうなる?すぐにでもビジネスの場からなくなる?
たとえば建築業や飲食業など、常にPCを前にして座っているわけではない業界では、未だに従来のFAXが重宝されています。それでも、電子メールやSNSといった手軽なツールがよく使われるようになり、FAXの需要は減少傾向といわざるをえません。
近い将来にFAX自体がなくなるという可能性も十分にあります。それでも、今すぐFAXがなくなることはありえません。
日本のビジネスシーンで完全なペーパーレス化・デジタル化が実現するまで、スマホなどを利用したインターネットFAXが活躍する機会があると考えられます。
今回は、スマートフォンで使えるFAXについて、今後の需要などを解説しました。
従来のFAXが活躍する機会は減少傾向にあり、代わってスマホなどからでも使えるインターネットFAXが活用されるようになりました。
しかし、FAX自体がなくなる可能性も考えられます。
インターネットFAXの導入は、中長期的な展望などを考慮すると良いでしょう。