バーチャルオフィス知っトク情報TOPICS

登記簿謄本の取得方法とオンラインサービス解説

2024.1.16
登記簿謄本の取得方法とオンラインサービス解説

登記簿謄本の取得方法とオンラインサービス解説の記事をご紹介します。

1. 登記簿謄本の概要とその役割

登記簿謄本、現在は「登記事項証明書」として知られていますが、これは法務局が管理する登記簿の内容を示す公式な証明書です。この文書は、企業や団体の公式な情報を確認するためのもので、多くのビジネスシーンでの取引や契約の際に必要とされることが多いです。簡単に言えば、
登記簿謄本 = 登記事項証明書
という関係性があります。この証明書は、企業の信頼性や透明性を保証するための重要なツールとなっています。

登記簿謄本の概要とその役割

2. オンラインでの登記簿謄本の取得方法

かつては、登記簿謄本を取得するためには法務局を訪れるか、郵送での請求が一般的でした。しかし、現代のデジタル化の波に乗り、「登記ねっと」というオンラインシステムを利用して、インターネットからも請求が可能となりました。さらに、「登記情報提供サービス」を利用することで、即時にPDF形式での情報の閲覧も可能です。これにより、時間や場所を選ばずに必要な情報を手に入れることができるようになりました。

オンラインでの登記簿謄本の取得方法

3. 登記簿謄本の取得コストと無料での情報確認方法

法務局での登記簿謄本の取得や「登記ねっと」を利用したオンラインでの取得には、一定の手数料が必要です。「登記情報提供サービス」も同様に無料ではなく、一定の料金が発生します。しかし、企業の存在確認や新しい会社の登記の確認など、基本的な情報は無料でチェック可能です。国税庁の法人番号公表サイトも利用して、企業の基本情報を確認することができます。このような無料の情報確認ツールは、初めてビジネスを始める人やスタートアップ企業にとって非常に有益です。

登記簿謄本の取得コストと無料での情報確認方法

4. 手軽に法人の登記簿謄本(登記事項証明書)を請求・閲覧するなら民間のサービスもおすすめ

「登記情報提供サービス」は非常に便利ですが、特定の情報の提供に限定されています。たとえば会社の履歴事項全部証明書の提出が必要、といった場合にはこのサービスでは取得できず、法務局に行くか「登記ねっと」を利用する必要があります。これらを利用するにはサービスごとに利用登録や決済方法の設定が必要ということがハードルになっています。しかし、多くの民間サービスは、ユーザーフレンドリーなインターフェースを持ち、迅速な情報提供を行っています。特に、初めての利用者でも簡単に操作できるデザインやサポート体制を整えているサービスも増えており、利用者の選択肢が広がっています。