最適な色の組み合わせ方とは?良いデザインは色にかかっている!?
最適な色の組み合わせ方とは?良いデザインは色にかかっている!?の記事をご紹介します。
デザインを行う上で色に対する知識はある程度必要になってきます。
色にはそれぞれ相性の良い色や与える印象などがあります。
そこで色に対する基本的な知識の発色方法、色の種類、トーンについて解説を行っていきます。
色の種類は何種類?
色には多くの種類がありますが、今回は色を分類する代表的なものをご紹介します。
有彩色か無彩色か
こちらは比較的区別が簡単な方法です。
モノクロの世界か、カラフルな世界かという違いで表されます。
白や黒、灰色などの色味がない色のことを無彩色と言い、硬い印象を与えますがどの有彩色と合わせても綺麗に見えるという特徴があります。
反対に、有彩色同士で合わせると、カラフルが故に色の効果の打ち消し合いになってしまうことがあります。
暖色か寒色か、または中性色か
見たイメージで暖かい印象を受けるか、寒い印象を受けるかで分けることができます。
緑や赤紫などの暖色と寒色の間に位置する色は中性色と呼ばれます。
2つの発色方法とは
色が生まれる方法には加法混色と減法混色の2つの方法があります。
加法混色
黒を基本とし、色を重ねることで段々と白に近づく色を作り出していきます。
光の影響を大きく受けるため、状況によって見え方が変わりやす混色方法です。
この方法が利用されている例として、スマートフォンやパソコンの画面が挙げられます。
減法混色
白を基本とし、色を重ねることで段々と黒に近づく色を作り出す方法です。
インクと基本色で決まる混色で、人によっての見え方の違いが起きにくいです。
絵の具やインクを使用した発色はこの減法混色に当てはまります。
トーンって一体何?
色には色相、明度、彩度の3つの属性があり、明度と彩度が同じグループをトーンと呼びます。
トーンの概念を正しく理解しているかどうかで色彩感覚を持っているかの判断になります。
有名なトーンをいくつか紹介していきます。
ビビッド
彩度が最も高い色相群で、色の効果を最大限に引き出すことができるため鮮やかな印象を与えることができます。
色が強すぎるため、繊細なイメージを与えたいときには避けるようにしましょう。
ディープ
ビビッドよりも明度と彩度を少し落とした色相群で、少し黒が混ざっています。
鮮やかさを感じることができると同時に落ち着いた印象を与えるため、秋冬によく使用されます。
ソフト
ビビッドから彩度だけを落とした色相群で、優しく穏やかな印象を与えると同時に少しぼんやりして見えます。
扱い方によっては濁った色に見えてしまうため、特徴を正しく理解していないと扱いが難しい色相群です。
まとめ
色は多くの種類があり、組み合わせ方によって全然違う印象を与えます。
良いデザインを作成するためには色の特徴を理解することが必要不可欠だと言えます。
それぞれの特徴と、どのような印象を与えたいのかを明確化して使用することでより良いデザインを作成することができるようになります。