メリットについても解説!Magento(Adobe Commerce)の特徴をご紹介
Magentoの概要を知りたい!
Magentoとは、世界的に広く普及している、オープンソース型のECプラットフォームです。
現在では国内でも幅広く導入されており、何より世界中で利用されているということから国内外問わず多言語や各国の通貨で使用できるところがポイントです。
世界的に有名な会社や日本の大手自動車販売メーカーもMagentoを導入しECサイトを構築しています。
Magentoの特徴とは?
今回はMagentoの3つの特徴を紹介していきます。
・国内外問わず対応可能なスキーム
→「多通貨」「多言語」が標準で実装されています。
そのため国内外問わずに利用可能な点が大きな特徴として挙げられました。
世界的に利用可能な決済方法を取り入れているところもポイントです。
・1つの画面で複数のECサイトを管理可能
→商品情報や在庫データについての連携を1つの画面で管理可能です。
サイトの行き来がなくなる分、商品販売にかかる手間が省けます。
・B2Bに適したプラットフォーム
→こちらに関しては標準実装されておらずカスタマイズが必要ですが、導入すればB2Cと同様のインタフェースでB2B向けに使用可能です。
Magentoのメリットとデメリットの確認!
国内外で幅広く利用可能であるMagentoですが、だからこそのメリットとデメリットも存在します。
・メリット
→簡単にカスタマイズできる。他のECプラットフォームであれば複雑な処理が必要であっても、Magentoであれば比較的手軽にカスタマイズ可能です。
→機能の性能が高い。商品データを大量に登録しても処理速度を維持できたり、無料版でも高性能な機能を利用できるなど、全体的に機能の性能が高いです。
・デメリット
→使いこなすまでに時間を要する。機能が豊富であるがゆえに、それぞれの機能を理解し使いこなせるようになるまでには時間を要することが予測されます。
→無料版ではカスタマーサポートがない。サポート体制に関しては無料版には準備されていないため、もしわからないことがあれば自分で解決する必要があります。ただし、基本的な情報源が英語であるため、使用方法を完全に理解しようと思うと時間も労力も必要となります。
Magentoを利用したい!方法は?
さて、Magentoのメリット・デメリットを理解した上で利用してみたい方向けに、簡単に利用方法を説明していきます。
アカウントを登録し、ファイルをダウンロード
→Magentoのページへアクセスし「Create an Account Now」からアカウントを登録します。
その後、登録アドレスに認証メールが届くため、指示に従いダウンロードしましょう。
ファイルをインストール
→ダウンロードしたファイルを解凍し、アップロードします。その後、画面かぶの「Agree and Setup Magento」ボタンをクリックし、インストール開始します。
日本語へ言語設定
→基本的な情報源は英語ですが、Magento2から日本語に対応可能となっています。公式ホームページから「Japanese Language Pack for Magento2」を入手しましょう。
そして管理画面の「SYSTEM」からサブメニューへ入り、「Web Setup Wizard」を選択、設定マークの「System configuration」をクリックし、「veriteworks/m2-japaneselocale」をインストールします。
すると管理画面の言語が日本語に変更されていることが確認できるはずです。
Magentoを利用することで日本に留まらず海外進出も可能となります。
どういった特徴があるのか、メリット・デメリットも確認した上でECプラットフォームの選択に迷っている方は一度利用を検討してみてはいかがでしょうか。