株式会社とは?メリット・デメリットについてわかりやすく解説
株式会社とは、株式を発行して資金を集めて運営される会社形態です。特に、株式会社は国内で最も数が多い会社形態です。
この記事では、株式会社の概要や設立するメリット・デメリットについて解説します。
株式会社とは
株式会社とは、株式を発行し、その株式を出資者に販売することで資金を集めて経営を行う会社のことです。
社会的信頼度も高く、将来的に上場や事業拡大を目指している場合におすすめの会社形態である一方で、設立や運営していく上でのルールが厳格な側面もあります。
また、株式会社の「株式」とは出資した人に対して発行する証券のことで、出資をして株式を保有する人を「株主」といいます。株主は会社の利益の分配を受けられるだけでなく、会社の経営に間接的に参加する権利があります。
株式会社の役員の種類と任期
会社法における役員には取締役、監査役、会計参与の3種類があります。
また、これらの役員は株主総会で選出および解任されます。
取締役・監査役・会計参与の任期は、会社法で定められています。
しかし、譲渡制限会社の場合は、定款で定めることにより一定の範囲内ではありますが独自に任期を設定できます。
株式会社のメリット
株式会社は、そのメリットの多さ故に国内で最も設立数の多い会社形態であると言えます。
また、設立数の多さもまたメリットの1つになっています。
会社設立数のうち高い割合を占めるため、社会的に認知度が高いのも強みです。
さらに、合同会社などの持分会社と比べて順守するべき法律や規制が多いため、必然的に信用度が高くなります。
株式会社は、株式を発行することで投資家から幅広く出資を募ることができるため資金調達がしやすいこともメリットの1つと言えるでしょう。
株式会社のデメリット
メリットがかなり多い株式会社ですが、実はデメリットもあります。デメリットについても把握した上で、設立するか検討するようにしましょう。株式会社は社会的信用度が高い分、合同会社などの持分会社と比べて順守するべき法律や規制が多いというデメリットがあります。
また、設立費用が高いというデメリットもあります。