名古屋名物の絶品うなぎ料理「ひつまぶし」の人気店まとめ
名古屋名物「ひつまぶし」の魅力と楽しみ方
名古屋名物のひとつである「ひつまぶし」は、タレがたっぷりかかったうなぎの蒲焼きを短冊状に刻み、ご飯と「まぶした」鰻ご飯をお櫃に盛った料理です。大きなお櫃からお茶碗によそい、トッピングをくわえたりお茶漬けにしながら楽しむことができる贅沢な料理です。 まず1杯目はそのまま食べるのが一般的。皮はパリッと、身はふっくらしたうなぎと秘伝のタレのハーモニーを味わいます。2杯目はネギやワサビの薬味を散らして、締まりのある味を楽しみます。最後の3杯目はダシやお茶をかけてお茶漬けで鰻、タレの風味をさっぱりと最後まで味わい尽くします。今回は絶品名古屋料理のひつまぶしが食べられる、名古屋の老舗店舗をご紹介します。
明治から続く超老舗ひつまぶし店「あつた蓬莱軒」
「あつた蓬莱軒」は、名古屋の観光地、熱田神宮近くにある、1873年創業で明治時代から名古屋で続く超老舗ひつまぶし店です。ひつまぶしの発祥の店ともいわれるあつた蓬莱軒のうなぎは、職人が手早く捌いて、新鮮なまま仕上げるこだわりの製法。炭火でカリっと香ばしく焼き上げた鰻は、創業から継ぎ足された秘伝のタレがよく絡まり絶品です。トッピングの山椒も良いアクセントになり、味の変化もおいしく楽しめます。
日本庭園をながめながら、落ち着いた雰囲気の店内でこだわりのひつまぶしを食べることがでるのも魅力。特別な日のご飯にもおすすめです。
名古屋駅近くの名店「まるや本店 名駅店」
名古屋駅近くにある「まるや本店 名駅店」は、名古屋駅直結の名鉄百貨店9階に位置しており、観光のついで、お買い物のついでに立ち寄りやすい立地にあるひつまぶし店です。
自社工場で脂がのった新鮮な鰻を加工しており、身はふっくら皮はパリッとした絶妙な焼き加減に仕上がっています。製法にこだわった鰻を使ったひつまぶしは絶品。ひつまぶしはもちろんのこと、鰻寿司や白焼き、う巻きなど様々なうなぎ料理を取り揃えています。
ひつまぶしの人気メニュー「まるひつまぶし」は、秘伝のたまり醤油を使ったこだわりのたれに、愛知の伝統野菜を付け合わせています。また、締めのお茶は専用茶園で作られており、鰻だけでなく、細部までこだわり抜かれた最高の味です。
地元から愛される味 名古屋市内に複数店舗展開「しら河 浄心本店」
「しら河 浄心本店」は、昭和28年の創業で、名古屋城の近くに本店を構える鰻・ひつまぶしの名店です。栄、今池など名古屋市内の主要地に店舗を展開しており、地元の人々から愛されるお店です。
しら河のひつまぶしは、ほどよく脂がのって柔らかな鰻に秘伝のたれをあわせた鰻が魅力。上品な見た目の黒いお櫃に盛られたご飯の上に鰻が乗った様子は見栄えも綺麗です。香ばしく焼かれた鰻がご飯や薬味、出汁とおいしくマッチします。鰻の肝を味わうことのでいる、「肝入りひつまぶし」もあります。ほろ苦い肝は濃厚な鰻の身、タレと良くマッチします。