40代会社員がフリーランスになるのは遅いのか
40代会社員がフリーランスになるのは遅いのかの記事をご紹介します。
フリーランスの働き方の魅力の一つが『年齢制限がない』ということです。
40代に突入すると2~30代と比べると求人数が減少、転職が困難ですが、フリーランスとして働く場合は年齢制限がない。しかし、これまで20年前後の経験などを積んでいる身としては、40代から独立・起業に不安や抵抗を感じてもおかしくはない。そこで、40代でフリーランスとして働いている人の現状や年収、独立・起業のメリット・デメリットを解説します。
フリーランスとして働く人の大半は40代!?
フリーランス協会の調べによると、40代以上の方が約67%を占めている統計が出ている。
中でも、40代からフリーランスになった方は27.1%も存在する。定年退職がないので残りのキャリアの心配がいらない。よって決して『遅すぎる』ということはない。ただ、身体的な衰えや収入面の不安などのリスクも存在する。
全国で最もフリーランスが多いのは関東が65%、関西が14.3%、他地域が20.7%を占めている。フリーランスの主な収入源となっている職種としては上位5つをあげると下記の職業があげられる。
1. クリエイティブ・Web/フォト系
2. エンジニア・技術開発系
3. 通訳翻訳系
4. 出版・メディア系
5. コンサルティング系
40代フリーランスはどれだけ稼げる?
国税庁の調査によると、40代の平均給与は500万円を超えているにも拘らず、フリーランスの半数以上は年収が300万円未満とされている。平均給与の500万円に達しているのは約42%にしか満たないという厳しい状況です。50代を超えると、年収500万円以上の層が大きく収入見込みがあるため、フリーランスとしてキャリアを積み重ねておく、またこれまでの実績や能力が高く評価されて若い世代よりも報酬額があがる可能性も見出すため意味でも40代からのフリーランスへの転向はキャリアアップのルートとしてもおススメです。
40代からフリーランスへ独立するメリット・デメリット
メリットとしては、会社に縛られることなく自由に働ける点や経験・スキルを活かしたキャリアアップの期待、収入アップやWeb系のフリーランスなら初期費用が安いなどの4つが挙げられる。反対に、デメリットとしては収入が安定しない、家族の同意や協力が得にくい、新スキルの習得が困難、若いころと比べると体力・気力が落ちている、年齢制限のある案件も多いなどの5つが挙げられています。
フリーランスにおすすめのサイトや転向時に失敗しないためのポイント
フリーランスにおすすめの案件を獲得するサイトがあります。1つは、【フリーランススタート】もう1つは、【フリーランスHub】です。これらのサイトを活用するとよいでしょう。フリーランス転向をする際、失敗しないために以下の7つのポイントを覚えておくとよいでしょう。
1 焦って会社を辞めて独立するのは危険
2 必要なスキルは独立前に習得
3 独立前に人脈を広げる
4 健康保険の仕組みを理解する
5 自身のスキル・経験にマッチした職業の見極め
6 病気やけがのリスクに備えて準備
7 会計や節税など金銭に関する知識を学んでおく
これらのポイントをおさえ、フリーランスへの転向を成功させましょう。