社員教育・企業研修を成功させるポイント解説
社員教育・企業研修を成功させるポイント解説の記事をご紹介します。
教育・研修の充実は人事担当者の使命!?
人事担当者の方々の大きな悩み、それは「社員教育・企業研修」をどのような内容で実施するか?ではないでしょうか?
研修の目的を明確にし、より充実したカリキュラムを組むこと。これが研修を実施する人事担当者の使命と言っても過言ではありません。
「社員教育・企業研修」を成功させるポイントを紹介するとともに、関連したおススメの書籍を5冊ピックアップしました。どれも指針を立てる上で必ずヒントを得られるでしょう。是非ご参考下さい
社員教育・研修を成功させるポイント3選
「人」あっての企業です。従業員がスキルや能力の向上を勧め、その成果として会社の売上や利益の増大につながっていくことでしょう。「個の成長」すなわち「会社の成長」と言えます
せっかく育てた社員がすぐ離職してしまっては、会社にとってこれまでに掛けた時間が無駄になってしまいます。「学べる」環境を常に提供することで、社員ひとりひとりのモチベーションがアップ。成績や評価につなげていけるというサイクルが生み出せます。そのことも従業員が実感できることにより、会社に対するエンゲージメント(愛着心)も高まっていくでしょう。
教育・研修の担当者は当然知らないことは教えられません。研修担当者が伝えるための準備としてその分野の学習を重ねることで、より高度な専門的な知識も身につくでしょう。その分野のスペシャリストとしての活躍が期待できます。
担当者が読んでおくべき社員教育・研修関連のおススメ本5冊
「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト
著者:酒井譲 出版社:光文社新書
・社員教育や研修を通して、先駆的に「イニシアチブ」をとることの重要性を薦めています
世界で最も賞賛される人事
著者:ヘイコンサルティンググループ 出版社:日本実業出版社
・現場のリーダーは常に「理念・ビジョン」といった企業の「不変的な想い」を忘れず抱き、その業務を全うすべきである、と伝えています。
リーダーシップ入門
著者:金井 寿宏 出版社:日経文庫
・管理職やリーダーは、強要されるのではなく自らが「あるべき姿」を考え続け、その想いに従ってリーダーシップを発揮していく重要性を掲げています。
大手企業から引っ張りだこの超人気講師が教える 研修講師養成講座
著者:真田茂人 出版社:中央経済社
・研修講師という目線で、研修をどう構築しどう勧めていくか?ノウハウに加え心構えも書かれています。またグループ研修において、メンバーの違いによって興味深い成果が得られたことなどを検証するといった、研修担当者の視点でも書かれた内容です。
部下育成の教科書
著者:山田 直人/木越 智彰/本杉 健 出版社:ダイヤモンド社
・社員の成長過程を「4つの段階」に分け、それぞれの段階で取組むべき課題、何をすべきか?何をしないべきか?がまとめられた一冊です。
企業概念にあった社員教育・研修をカスタマイズする
ひとくちに教育研修と言っても、それぞれの企業理念や取り巻く環境が異なるため、それに見合った内容を熟考していく必要があります。
社内教育・企業研修のすすめ方やその成果が、会社の未来を左右するといっても過言ではないでしょう。そういった意味で研修担当者は、重要且つやりがいのあるポジションであると言えるでしょう。