【名刺でSDGs】話題の卵の殻で作る名刺「カミシェル(CaMISHELL)」とは
【名刺でSDGs】話題の卵の殻で作る名刺「カミシェル(CaMISHELL)」とはの記事をご紹介します。
卵の殻から生まれた新素材「カミシェル(CaMISHELL)」とは!?
食品製造や食生活のなかで使われている卵。そこから排出される卵の殻の廃棄方法は、産業廃棄物として処理されています。日本においては処分費用をかけて焼却、埋め立て廃棄などを行い処理されています。その廃棄コストが年間約15億円という試算もあります。コストをかけて環境問題となっている二酸化炭素(CO2)を排出しているという状況です。
こうした現状を受け、「廃棄されるはずだった卵殻を再利⽤し、環境にやさしい商品に活用する」取り組みが進んでいます。そして生まれたカミシェル(CaMISHELL)は、卵の殻を配合した新しい用紙です。カミシェルは主に名刺の用紙として活用されています。
FSC(森林管理協議会)認証紙でもあるカミシェル。その特徴とは!?
FSCとは「森林管理協議会」のことです。森林管理や伐採が環境に配慮されて適切に行われているかどうかを評価を行い、「FSC認証」を行っています。そしてカミシェルは、このFSC認証を受けた紙です。名刺用紙にカミシェルを採用することで森林保全の活動に協力できます。 また、FSC認証紙で作った名刺には、FSCロゴマークを印刷できその活動協力をアピールできます。カミシェルの特徴は、卵の殻を配合していますが、ラフ紙にみられるような、表面のザラつきや不均一感は感じられません。色としては純白ではなく、若干の「きなり色」にちかい印象を受けます。落ち着いた風合いに感じるため、仕上がりも穏やかで優しい印象を与える名刺が作成できます。
しかしながら、残念ながらカミシェルを取り扱っている名刺印刷業者は国内で限られているのが現状です。カミシェル名刺の作成を希望する場合は、取り扱い業者を検索する必要があります。
これからの企業経営にも欠かせないSDGs。カミシェル名刺で貢献しよう
SDGs(持続可能な開発目標)は全世界共通の国際的な目標です。これからの企業経営に欠かせない取り組みとなります。その中で名刺をカミシェル紙を使用する事で比較的簡単に取り組むことができるため、導入の検討をしてみるのもよいでしょう。
SDGsでは全部で17の目標が定められていますが、カミシェル名刺を利用することで、「12・つくる責任つかう責任」、「13・気候変動に具体的な対策を」、「15・陸の豊かさも守ろう」の目標達成にむけて貢献することができます。
カミシェル名刺を使用することで、企業のイメージアップにも!?
そんなSDGsや環境問題にも深く寄与したカミシェル名刺。現状では取り扱っている名刺業者は多くはありませんが、今後は取り扱いが増えていくことでしょう。またカミシェル名刺であることを名刺自体に載せることで、SDGsに取り組んでいる事を取引先や顧客などに広くアピールする事ができ、クリーンな企業イメージのアップにつなげることが可能となるでしょう。