ネットショップサイトを検討する前に知っておきたい事
ネットショップサイトを検討する前に知っておきたい事の記事をご紹介します。
ネットショップサイトとは?
ECサイトとも呼ばれるこのサイトは、24時間365日ネット上での販売や決済が可能なサイトの事を指します。
時間と場所を選ばず販売できることは、セールス側には大きなメリットといえます。
しかしながら、ネットショップサイトを立ち上げただけでは、顧客獲得や販売数増加に結び付くものではなく、ゴール設定・構築方法の検討・保守、運用など予め考えておかなければならない要素も存在します。
ネットショップサイトの構築方法と考え方
ネットショップサイトを作る際には事前に知っておきたい事項があります。
1つ目は、考え方についてです。
1、 ビジネス規模を考える
個人規模やスモールスタートを考えている場合は、無償もしくは低コストのサービスを選択して様子を見ながら運営していくことがおススメです。一方、大規模ビジネスの場合は、機能性が高く。セキュリティ面にも配慮がなされた安定性の高いサービスを選択する必要があります。
2、 企業ブランドやブランドイメージを考慮する
ファッションアイテムや化粧品などのイメージ訴求が強い製品については、カスタマイズ性があって見栄えのするデザインや画像・映像の表示が優れたサービスを選択する必要があります。
3、 カスタマイズ
スクラッチで構築する際は、自身で自由に制作する事ができますが、既存のサービスを利用する場合においては拡張性に制限がある場合が多いため注意が必要です。
4、 セキュリティと安定性
決済機能の安定性や個人情報や購買履歴などの重要データを保護する為のセキュリティ対策や販売機会損失を起こさない為の安定的な稼働も重要です。
5、 ヘルプデスク・顧客対応窓口
複雑なシステムが稼働している為、運営側でのトラブルはシステムに精通したヘルプデスクの用意が必要ですし、お客様からの質問対応には顧客対応窓口が必要となります。
2つ目は、構築方法についてです
1、 フルスクラッチ
ゼロからネットショップサイトを作る方法です。自由度が高く、こだわりを反映したサイト制作が可能ですが、費用や期間がかかり、構築するプログラマーのスキルに依存してしまう。
2、 ハーフスクラッチ
オープンソースのコードを組み合わせながら制作する形です。ある程度自由度を確保しながら、決まった形もあり進めやすい事も特徴です。細かい意向については、対応できない場合もあります。
3、 パッケージ、クラウド
既存に提供されているサービスを利用します。一部カスタマイズができるサービスもありますので、比較検討しましょう。ECモールへの出店もこの方法に含まれます。
制作費用について
インフラを準備し、システムを構築し、インターフェイスを整え、デバックを行いと、ローンチまでは多数のステップを踏む必要があります。
「どこ」を重要視して、「どれだけ」こだわるかによって大きく変わってきます。
0円から始められるような個人向けのサイトから、数百万~数千万するような大規模サイトまで様々です。
状況にあったサイト選択を行ってください。
よくある話では
・安さだけで選んでしまって、後々後悔をした
・無料のものを使い始めたが、制限が多くて使いづらい
・セキュリティ面を考慮しておらず、顧客離れが起こってしまった
・独りよがりのサイトとなってしまい、ユーザー評価が悪い
などといったトラブルもよく聞きます。
まとめ
ネットショップサイト構築についてお伝えしました。
安価に始められるものから、稼働まで2~3年かかるものまでさまざまです。ただ、一つ大事なことは販売シーンがリアルからWebに移っただけだという事を理解することです。お客様に寄り添ったサイト制作を心掛けてください。