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法人携帯でもテザリング機能を使って通信コスト削減へ

2024.01.17
法人携帯でもテザリング機能を使って通信コスト削減へ

法人携帯でもテザリング機能を使って通信コスト削減への記事をご紹介します。

テザリング機能って?

「テザリング機能」とは、スマートフォンがWi-Fiルーターのような役割を果たし、スマートフォンのデータ通信を用いて他の端末(例えばパソコンやタブレット)のインターネット利用を可能にする仕組みです。この機能を活用すれば、Wi-Fiルーターを別途持ち運ぶ必要がなくなり、手軽にインターネット利用を行うことができます。

テザリング機能って?

テザリング機能の種類

①「Wi-Fiテザリング」
スマートフォンをWi-Fiルーターの代わりとして使用することで、他の通信機器(パソコンやタブレット端末)でもインターネット接続が可能となります。スマートフォンの通信環境を活用するため、通信速度は安定しますが一方でバッテリーの消耗が早くなる傾向があります。さらに、接続台数が増えると通信速度が低下するデメリットもあります。
②「Bluetoothテザリング」
Bluetooth機能を使ってパソコンやタブレット端末とペアリングすることで、インターネット接続が可能になります。Bluetoothが備わっているデバイスなら、ペアリングを行うだけで簡単にインターネットを利用できます。Wi-Fiテザリングに比べてスマートフォンのバッテリー消耗が少ないことがメリットですが、通信速度が若干低下することがデメリットです。
③「USBテザリング」
スマートフォンとパソコンやタブレット端末をUSBケーブルなどで直接接続することで、インターネット接続を行えます。Wi-FiテザリングやBluetoothテザリングとは異なり、スマートフォンとの直接接続により通信速度が安定し、高速なインターネット利用が可能です。特にパソコンを接続する場合、スマートフォンを充電しながら利用できるため、バッテリーの消耗を気にする必要がありません。ただし、直接接続方式のため、通常は1台の接続しか許容されません。

テザリング機能の種類

テザリング機能の活用例

テザリング機能は、その利便性から下記のようなシチュエーションで活用できます。
・外出先でのデータ編集
・複数端末での社内ネットワーク接続
・長時間のインターネット利用

テザリング機能のメリット・デメリット

①メリット
法人携帯のテザリング機能を利用する最大のメリットは、「パソコンやタブレット端末などでどこでも社内インターネットに接続できる」という点です。さらに、「広範な通信カバレッジ」や「追加コストが発生しない」という点もメリットと言えます。スマートフォンの通信回線を活用するため、スマートフォンの通信可能な範囲であれば、インターネットの利用がスムーズに行えます。
②デメリット
法人携帯でテザリング機能を利用する際のデメリットとして、スマートフォンの「データ通信量の消費」と「バッテリーの消費」が挙げられます。テザリング機能はスマートフォンの通信回線を活用したインターネット接続手段ですが、この機能を利用することでスマートフォンのデータ通信量が増加し、またバッテリーも消耗します。

テザリング機能のメリット・デメリット

まとめ

スマートフォンの通信可能エリアであれば、どこでも手軽に社内ネットワークにアクセスできるため、空いた時間を有効活用して業務効率を向上させることができます。社内ネットワークへのアクセスにより、GoogleドライブやDropboxなどのクラウドストレージを利用したり、データの編集を行うことができます。また、資料作成などの作業も外出先でできるため、業務の幅が広がります。外出先でのインターネット利用が多い場合は、ぜひ一度検討してみることをおすすめします。