落ち着いた雰囲気で味わう名古屋熱田神宮近くのひつまぶし店
名古屋の名物料理 味噌カツとは
名古屋名物「ひつまぶし」は、お櫃に入ったご飯の上にたっぷりの鰻が盛られた贅沢な料理。そのまま食べたあとに、薬味や出汁を加えて味を変えて楽しむことができます。皮はパリッと、中はふっくら柔らかく仕上がったうなぎに特製のほんのり甘いタレが絡む、絶品の味です。出汁をかけたお茶漬けは、締めに楽しむ味で、さっぱりとした出汁に鰻のたれが染み出して、また一味違った雰囲気で、最後の一滴まで楽しめます。
名古屋は味噌カツや手羽先、きしめんなどのご当地グルメでも知られていますが、ひつまぶしは名古屋グルメの代表格として有名です。この記事では、名古屋の観光スポット、熱田神宮近くにあるひつまぶしの店舗を紹介します。
名古屋ひつまぶしの元祖「あつた蓬莱軒 本店」
「あつた蓬莱軒 本店」は名古屋、熱田神宮の近くにある老舗のうなぎ料理店です。明治6年に創業され、名古屋のひつまぶしの元祖、発祥の店として知られています。店内は旅館のような高級感ある落ち着いた雰囲気で、テーブル席や座敷席、個室もあります。
メニューにはひつまぶしやうなぎ定食、鰻丼などがあります。ひつまぶし、鰻丼などのうなぎは皮がパリッとしており、ふっくらとした身と、創業当初から140年間継ぎ足している秘伝のタレのバランスが絶妙です。また、つまみにおすすめの肝焼きや、うなぎを玉子で巻いた「う巻き」など、うなぎを使った単品料理も楽しめます。店舗は本店以外にもいくつかありますが、本店は特に人気で、長蛇の列ができることもあります。
日本庭園を見ながらひつまぶしを味わえる「大和田」
「大和田」は地下鉄神宮西駅から徒歩約10分、名古屋市熱田区にあるうなぎ料理店です。こちらも熱田神宮に近く、名古屋の観光と合わせて訪れることのできるお店です。店内は広々とした座敷が全100席。風情ある空間が広がっています。
メニューにはひつまぶしや鰻丼、長焼定食などがあります。鰻は箸で切れるほどにやわらかく焼かれており、絶品です。ひつまぶしは大きなお櫃ご飯の上にうなぎがビッシリと敷き詰められており、ボリュームたっぷり。ひつまぶしの〆のお茶漬けには出汁ではなく番茶を使用しており、爽やかであっさりとしたお茶漬けでさっぱりと締めることができます。
「大和田」の魅力は日本庭園を眺めながらひつまぶしをいただけること。季節によって異なる表情を見せる庭園の自然を眺めながらゆったり食事を楽しむことができる、落ち着いた雰囲気です。料理と共に日本の風情を楽しめるお店です。
まだまだある名古屋のひつまぶしの名店
名古屋にはこのほかにもひつまぶしの名店があります。名古屋の観光のついでに訪れることができる便利な立地のお店も存在しています。
「イチビキ」は名古屋駅から徒歩約8分の場所にあるうなぎ料理店です。店内はレトロな雰囲気が特徴的で、座敷席以外にもテーブル席の用意もあります。メニューには鰻間歩氏のほかに、うな丼やうなぎ定食などがあります。特に「うなぎまぶし上」はボリュームたっぷりで、炭火地焼きで外側がカリッと焼かれていて、中はジューシーです。
また、名古屋駅周辺には他にも「うなぎ家 しば福や」や「まるや本店 名駅店」、「うなぎ 四代目 菊川 グローバルゲート店」といったうなぎ料理の名店があります。それぞれ独自の魅力があり、いずれのお店もおいしいうなぎ料理を楽しむことができます。