放課後等デイサービスをフランチャイズで開所するメリットはある?
放課後等デイサービスをフランチャイズで開所するメリットはある?の記事をご紹介します。
放課後等デイサービスとは?
支援を必要とする子供のための施設である放課後等デイサービスは、フランチャイズを活用することで安定した事業を行えるといわれます。国の認定を受けて運営されることなどがその理由です。
そうと聞けば、放課後等デイサービスのフランチャイズに挑戦したいと考える方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、放課後等デイサービスをフランチャイズで開所するメリットなどについて解説します。
放課後等デイサービスとは、障害のある子供に支援などを行うための施設です。
児童福祉法の規定に基づいて設置。支援の対象になっているのは、主に6歳から18歳までの子供たちです。学校の授業が終わった後や休日、夏休みなどに通います。
通所の目的は、生活能力や社会性の向上など。集団活動を通じて、家族や学校以外の友人を作ったり、居場所を見つけたりするサポートが行われているのです。
開所予定地の自治体への指定申請が必須とされ、開所の数が地域のニーズに対して過剰なものとならないように、総量規制が取られることもあります。
放課後等デイサービスにニーズはあるのか?
文部科学省が公表した「進級による指導実施状況調査結果」によると、平成15年には3.3万人程度だった小・中・高の障害児の数が、令和2年には16万人を超えたとの報告がありました。具体的には、注意欠陥多動性障害・学習障害・自閉症・情緒障害などとされる子供の数が増えています。
従来までは表立って注目されていなかった障害についても、現在ではサポート体制が求められるようになりました。よって、放課後等デイサービスのニーズが高まってきているといえます。
放課後等デイサービスをフランチャイズで開所するメリットは?
放課後等デイサービスをフランチャイズで開所するメリットには、以下のものがあります。
・未経験でも開所できる
フランチャイズを活用すれば、専門的な知識が豊富なフランチャイズ本部が開所までを援助します。そのため、福祉関係の仕事の経験がなくてもスムーズに開所できるでしょう。
・開所までのサポートが充実している
フランチャイズ本部で資金計画や事業計画書の作成などといったサポートを受けられます。
・事業開始までのスピードが比較的早い
開所準備が長引くことでの家賃や人件費の発生を防げるのもメリットです。
・ネームバリューを生かせる
フランチャイズ本部のネームバリューを活かせる点も、集客面でメリットとなるでしょう
放課後等デイサービスをフランチャイズで開所するデメリットは?
もちろん、放課後等デイサービスをフランチャイズで開所するデメリットがないわけではありません。しかし、フランチャイズ本部に加盟金や売り上げに応じたロイヤリティを支払うことくらいではないでしょうか。
それ以上に、フランチャイズ本部のサポートによる放課後等デイサービス開所は、とても魅力的なものになっています。開所して一定数の子供が利用するようになれば、安定した収益を見込めるようになるでしょう。
加盟金やロイヤリティはフランチャイズごとに異なるので、開所を検討する際に確認しておきましょう。
今回は、放課後等デイサービスをフランチャイズで開所するメリットなどについて解説しました。
放課後等デイサービスはニーズが高まっているため、事業としての安定も見込めます。
専門的知識は必要ですが、フランチャイズに加盟することでノウハウなどを活用できるでしょう。
放課後等デイサービスは子供の将来を預かるという非常に重要な仕事なので、開所を検討する際は、中長期的な視野で計画を立てましょう。